寺田屋(てらだや)は慶長2年創業の船宿で
現在は旅館と史跡博物館になっています
1866(慶応2)年坂本龍馬が
幕吏に襲撃を受け
危うく難を逃れた
寺田屋事件の場所です
現在、建物内の一階では
おりょうが幕吏に気づいたお風呂場
二階では坂本龍馬の愛室
柱の刀痕などが見学できます
それでは
寺田屋事件を再現します
慶応2年1月23日(1866年3月8日)
長州藩より龍馬の護衛役を任された三吉慎蔵と坂本龍馬が
寺田屋の二階で薩長同盟締結に祝杯をあげ
寝ようとしていた午前3時頃
ちょうど、その時である
入浴中に異変に気付いたおりょうが
裸のまま階段を駆け上がってきた
幕吏の襲撃である
伏見奉行所からの役人およそ50人
おりょうの知らせで龍馬と三吉は
態勢を整える事ができた
階段を上がってきた役人に
龍馬が「薩摩藩の藩士だ」と伝えるも
部屋に踏み込んで来る役人
寺田屋での戦闘が始まった
槍の達人である三吉は槍を構える
龍馬は高杉晋作から贈られたピストルを構える
乱戦の中、龍馬が発砲
役人の一人が致命傷を負う
役人が怯んだ隙に
龍馬と三吉は裏手から脱出
川沿いにある木材屋の小屋に身を潜める
左手を負傷した龍馬はこの場に残る事に
三吉は単身
伏見薩摩藩邸に救援を求め走る
その後
無事、薩摩藩士に救出された龍馬は
伏見藩邸に匿われた後
京都二本松藩邸で療養した
龍馬の手はかなりの重傷で
左手の人差し指は
生涯自由がきかなかった
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寺田屋の訪問は
若き日に興奮して読んだ
司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を思い出させ
あの時の感動が
臨場感をまじえ甦えった
いつも応援有難うございます!
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Category: ミュージアム・ホール, 観光・名勝地