琵琶湖の水を京都へ送るため作られた水路
琵琶湖疎水(びわこそすい)
疏水導入の目的のひとつが発電所の建設
そのためには大きな落差で水を落とす必要があり
船の通行が不可能となる高低差が生まれる
そんな場所で
船を移動させる方法は次の3つ
(1.)ロック方式
(2)リフト方式
(3)インクライン方式
(1)は船を水門と水門で区切った閘室(こうしつ)に入れ
その閘室の水を排水したり増水したりして
船を低い方や高い方へ進めるという方法
(パナマ運河等)
(2)は名前のとおりリフトで移動
(3)は勾配のある水路にレールを敷き
台車に船を載せてケーブルで引っ張り上下させる
蹴上インクライン(けあげインクライン)は
全長582mの世界最長の傾斜鉄道跡
高低差約36メートル
琵琶湖疏水の急斜面で
船を運航するために敷設された傾斜鉄道の跡地
1891年から1948年まで実用
現在は国の史跡として整備
桜並木の観光スポットになっている
線路沿いの
ソメイヨシノやヤマザクラは
満開時には桜のトンネルとなり
その下に真っ直ぐに伸びるレールとの景色は
幻想的ともいえる光景で人気がある
ただここ数年
訪れる人の数が増えすぎ
桜のトンネルと鉄道レールのコラボ写真は撮影不可能
ガッカリです
思わずムスカ大佐の有名なセリフ
「人がゴミのようだ」
と吐いてしまう私
こうなれば
桜と人とのコラボ写真を撮ることに・・
人は多けれど
見事な桜並木
人が増えるのも仕方ないか・・
いつも応援有難うございます!
お手数をお掛けします。 m(_ _)m
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