京都には
名木とされる桜の木が数々ありますが
ここ京都府庁旧本館の
中庭中央でひときわ艶やかな姿を映す枝垂れ桜も
そのうちの一つ
円山公園の初代「祇園しだれ桜」の孫にあたる枝垂れ桜
その初代は
昭和22年(1947)に枯死
枯死した後
その初代の種子から
庭師の7代目小川治兵衛によって植えられた
ちなみに
円山公園の現在の祇園枝垂桜は
初代の種子から第15代佐野藤右衛門によって植えられたもの
詳しくはコチラ
京都府庁旧本館は
国の重要文化財に指定されているルネサンス様式の建物
重文の建造物に囲まれた中庭で咲く桜
古い洋館と桜のマッチングは見事
建物内にも入る事ができ(平日のみ)
中庭をぐるりと囲んだ回廊からも
桜を鑑賞できます
昭和46年(1971)まで京都府庁の本館として使用
京都府庁旧本館になってからも
執務室や会議室は今だ現役として使用
旧議場は結婚式にも使用され
大正ロマネスク様式の極上撮影空間を利用し
コスプレイベントも開催されます
毎年春には
観桜イベントの「観桜祭(かんおうさい)」が行われ
たくさんの人でにぎわいます
(今年は3/25~4/2)
風雪を経た不均一な厚みの窓ガラス越しから
薄紅色の花びらが揺らぐ桜鑑賞
よかったです
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