新熊野神社 影向の大樟さん東大路通りを日赤病院から

清水、八坂方面に向けて進むと

 

左手前方から目に入ってくる大きな楠がある神社

新熊野神社(いまくまのじんじゃ)」です

 

P1190644a

 

御神木である

樹齢900年、高さ20mの楠を見るために

やって来ました

(京都市指定天然記念物)

 

P1190631a

 

紀州熊野より運ばれた楠は

後白河上皇がお手植えされたもの

 

P1190648a

 

熊野の神々が降り立つ

「影向の大樟さん(ようごうのおおくすにきさん)」と

呼ばれている

 

P1190666a

 

老木でありながら

現在でも成長し続けている姿は

まさに神秘的

 

自分の小ささを実感します

 

 

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平安時代、

天皇家が行っていた「熊野詣(くまのもうで)」

 

紀伊半島にある

「熊野本宮大社」「熊野速玉大社」「熊野那智大社」という

熊野三山を参拝するもの

 

簡単に参拝できる距離ではないため

京都に熊野の神様を

という理由で創られたのが京都3熊野

 

「新熊野神社」「熊野神社」「熊野若王子神社」

 

P1190660a

 

京都3熊野の一つである

ここ新熊野神社には

「熊野古道」まであります

 

P1190662a

 

 

そして、新熊野神社の絵馬がこちら

 

P1190671a

 

八咫烏(やたがらす)と大楠のデザイン

 

初代天皇である神武天皇を

熊野の山で導いた神の使いが描かれています

 

熊野詣に対する想いの大きさが伝わってきます

 

問題

新熊野神社で能を披露した事から、幕府の庇護を受ける様になった猿楽師(さるがくし)は誰か?

   

 

<解説>

室町幕府三代将軍・足利義満が

観賞し目に留めたのが

新熊野神社で披露した

観阿弥(かんあみ)・世阿弥(ぜあみ)親子の

猿楽(さるがく・現在の能)であった

以後、足利将軍家から庇護されるようになる。

 

 



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