大徳寺(だいとくじ)は
京都でも有数の規模を誇る禅宗寺院で
境内には20か寺を超える塔頭(※1)が立ち並び
近世寺院の雰囲気を残している
そんな大徳寺
本坊は一般には非公開
塔頭も非公開のところが多い中
常時公開している塔頭
「高桐院(こうとういん)」では
楓と灯篭だけで構成された方丈(※2)の南庭が
この時期すばらしい景観を創り出します
(高桐院 入り口)
高桐院の紅葉といえば
晩秋の散りもみじの美しさ
中でも
参道と庭園が銀世界ならぬ紅世界へと
変貌します
まずは参道から
参道の両脇にはカエデの木が並び
見ごろの時期は紅葉のトンネル
見ごろが過ぎると散りもみじで赤い絨毯となります
この日(11/27)の紅葉具合は
散りもみじも日が経ち
鮮やかさや量感に陰りを感じる状態
それでも雨のせいでしょうか
艶やかさがあり美しい印象は感じられます
庭園のほうは
こちらも
時期が少し遅かったようです
しかし
幸運にも雨が降ってくれたおかげで
散ったモミジに潤いを与えてくれました
雨のせいで
瓦にモミジが貼りつく様は
結構いい絵になります
散り行く哀愁ある紅葉を
楽しみたい方は
あえて
見頃の時期を過ぎた頃に
高桐院へ訪れてみてください
※1 塔頭(たっちゅう)とは大寺の高僧の死後、弟子が遺徳を慕ってその塔の頭(ほとり)、あるいは同じ敷地内に建てた小院
※2 方丈(ほうじょう)とは、禅寺での住職の居室
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