石清水八幡宮 8メートルのジャンボ御神矢京都盆地南西の

男山(鳩ヶ峰、標高143メートル)山上に鎮座する

石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)

 

アラフィフの私には

「一ノ鳥居」がある男山ふもとから

歩いて行くには

標高143メートルは少し疲れます

 

でも大丈夫です

山上までは自動車でも行けますし

ケーブルもあります

 

という事で

ここは山上の「三ノ鳥居」

 

P1400269a

 

長い参道

午前の木漏れ日が美しいです

 

 

参道の奥には

本殿前にそびえる南総門が見えます

 

P1400275a

 

南総門の前に来ると

8メートルのジャンボ御神矢が飾られた

本殿を見ることができます

 

P1400205a

 

石清水八幡宮は

平安時代前期に八幡宮総本社の宇佐神宮から

勧請(かんじょう)された神社

日本三代八幡宮の1つ

 

※ 勧請:神仏の分霊を他の場所に移しまつること

 

P1400244a

 

冬至の12/21に

男山に樹生する孟宗竹(もうそうちく)を用いて

本殿前に「ジャンボ御神矢」を設置

高さは「はちまんさん」に因んで8メートル

 

P1400216a

 

鎌倉時代に

蒙古が日本に来襲した元寇(げんこう)の際

境内から打ち放たれた巨大な矢が

神風を起こして蒙古を退散させた

との伝承にちなむ

 

P1400237a

 

「ジャンボ御神矢」が飾られる

本殿楼門の正面近くに来ると

色鮮やかな龍虎の彫刻が見れます

 

P1400223a

 

 

東に虎、西に龍

御祭神を祀る位置と順番とは逆に配置

 

なぜ逆に配置?

 

これは

現在の社殿の修造した徳川家光の生まれ年が辰年

家光が尊崇した徳川家康が虎年生まれ

 

家光は自分の干支が

尊敬する家康公の干支よりも上位(上位=東、下位=西)の位置に

配することのないよう配慮したといわれている

 

歴史ある石清水八幡宮

紹介したい話がまだまだたくさんありますが

それは次の機会に・・

 

 

正月風景の風物詩である「ジャンボ御神矢」は

2/3の節分まで飾られています

 

問題

京都の鬼門(北東)を守護する( 何寺? )とともに、石清水八幡宮は裏鬼門(南西)を守護する神社の代表格として 皇室や朝廷から崇敬されてきた。

   

 

<解説>

鬼門とは、

北東(艮=うしとら:丑と寅の間)の方位のこと。

陰陽道では、鬼が出入りする方角であるとして、

万事に忌むべき方角としている。

 

鬼門とは反対の、

南西(坤、ひつじさる)の方角を裏鬼門(うらきもん)と言い、

この方角も鬼門同様、忌み嫌われる。

 

陰陽道においては

北と西は陰、

東と南は陽とされ、

北東と南西は陰陽の境になるので、

不安定になると説明される。

 

 

 



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