相国寺の雪景色例年1月13日以降の

最初の土曜日・日曜日の2日間にわたって行われる

「センター試験」

 

2017年1月15日(日)は

「センター試験」2日目の日

京都は大雪となっています

 

P1390848a

 

そんな大雪の日

「京都御所」北側の相国寺(しょうこくじ)に立ち寄りました

近くには同志社大学があり

「センター試験」の会場となっています

 

センター試験=雪

というイメージがあるのですが

調べてみると

統計的には降雪の確立はほぼ平均的

 

東京では

センター試験が開始された1990年から2015年まで

センター試験当日に降雪があった日は僅か5日

 

ただ、この日に降雪すると

大々的に報道されるため

センター試験=雪

というイメージが強いようです

 

P1390856a

 

今年は数少ない降雪の日になり

受験生の皆さまは大変だった事と思います

吉報が届くようお祈りします

 

またこの日は

京都市内で「全国都道府県対抗女子駅伝」が行われ

文武共に日頃の成果を発揮する日となっています

 

私は「全国都道府県対抗女子駅伝」の応援のため

「烏丸今出川交差点」にやって来たのですが

少し時間があったので

近くの「相国寺」に寄った次第です

 

P1390864a

 

この時間帯

激しく降っていた雪もやみ

青空が広がっています

 

実はこの後

天候悪化で死闘の女子駅伝となります

詳しくは コチラ

 

 

P1390871a

 

相国寺と聞いて思い浮かぶのが

山外塔頭(さんがいたっちゅう)に

あの「金閣寺」と「銀閣寺」を従えている事

 

※ 塔頭(たっちゅう)とは寺院を守護している僧侶や家族が住む「子院(子寺)」のこと

 

これだけで

なんか格式が上がりますえねぇ

 

P1390863a

 

見所は

禅宗法度の中でも最大級の法堂や

狩野光信(狩野永徳の息子)作の蟠龍図(ばんりゅうず)や

承天閣美術館

と、いくつもあるのですが

 

今回は

京都府指定の有形文化財の鐘楼

「洪音楼(こうおんろう)」を紹介

 

P1390835a

 

鐘楼の下が城壁の石垣のように

すそ広がりとなった形状の

「袴腰(はかまごし)付鐘楼」

 

相国寺のこの鐘楼は

袴腰付のものでは大型のもの

一際存在感があります

 

大晦日には

「除夜の鐘」をつくことができるとの事

 

これなら

わたしの巨大な煩悩も払えそうです

 

問題

相国寺の本尊は釈迦如来、開基(創立者)は( だれ? )、開山(初代住職)は夢窓疎石である。

   

 

<解説>

 約10年の歳月を費やして

明徳3年(1392)に完成した。

 

禅宗行政の中心的存在であったが失火で炎上

5年後に七層の宝塔を建立したが

落雷で焼失するなど衰退

再建を繰り返した。

 

法堂(重文)は豊臣秀頼の寄進。

天井に狩野光信筆の蟠龍図が描かれ

‘鳴き龍’で知られる。

 

寺宝は無学祖元墨蹟(国宝)をはじめ文化財は多く

1984年(昭和59)

美術品を一堂に集めた承天閣美術館ができた。

 

 



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