熊野古道を歩く 01 概要<熊野詣>

熊野詣とは

熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)に

参詣(さんけい)すること

 

熊野信仰は自然崇拝であり

熊野は古くから、神々が住む聖地として

崇められてきた

 

厳しい道を乗り越え

大自然の中にある再生の地・熊野へ詣でることは

来世の幸せを神々に託すという信仰となり

人々は熊野へ詣でるようになる

 

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<熊野古道>

熊野古道とは

熊野三山を目指す参詣道の総称

 

熊野古道と呼ばれる有名なルートには

次の6つがある

 

「紀伊路(きいじ)」 京都~大阪~田辺

「中辺路(なかへち)」 田辺~熊野本宮大社

「大辺路(おおへち)」 田辺~熊野那智大社

「小辺路(しょうへち)」 高野山~熊野本宮大社

「大峯奥駆道(おおみねおくがけみち)」 吉野~熊野本宮大社

「伊勢路(いせじ)」 伊勢~熊野本宮大社または 熊野速玉大社

 

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熊野古道を歩きたいと想うようになり

この夏2泊3日のスケジュールで計画

 

「中辺路ルート」である

滝尻王子から熊野本宮大社までの

全長 38,5km を完歩することにした

 

 

世界遺産に登録されている熊野古道の中でも

「中辺路ルート」は人気があり

熊野古道のゴールデンルートとも呼ばれている

 

「中辺路ルート」は

熊野三山の聖域のはじまりとされていた「滝尻王子」から

熊野本宮大社の神域の入口とされる「発心門王子」まで

古代から中世にかけて上皇・女院や庶民にいたるまで

多くの人々が「中辺路」を歩いた

 

次回、「熊野古道を歩く 02 中辺路編1」へと続く

 

問題

京都の貴族の間で、熊野三山への参詣が頻繁に行われるようになったきっかけは、1090年の( 誰の? )の熊野御幸からと言われている。

   

 

<解説>

熊野周辺は

日本書紀にも登場する自然崇拝の地で

907年の宇多法皇の熊野行幸が最初

白河上皇は33回の熊野御幸を行っている。

 

 

 

 



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