<熊野詣>
熊野詣とは
熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)に
参詣(さんけい)すること
熊野信仰は自然崇拝であり
熊野は古くから、神々が住む聖地として
崇められてきた
厳しい道を乗り越え
大自然の中にある再生の地・熊野へ詣でることは
来世の幸せを神々に託すという信仰となり
人々は熊野へ詣でるようになる
<熊野古道>
熊野古道とは
熊野三山を目指す参詣道の総称
熊野古道と呼ばれる有名なルートには
次の6つがある
「紀伊路(きいじ)」 京都~大阪~田辺
「中辺路(なかへち)」 田辺~熊野本宮大社
「大辺路(おおへち)」 田辺~熊野那智大社
「小辺路(しょうへち)」 高野山~熊野本宮大社
「大峯奥駆道(おおみねおくがけみち)」 吉野~熊野本宮大社
「伊勢路(いせじ)」 伊勢~熊野本宮大社または 熊野速玉大社
熊野古道を歩きたいと想うようになり
この夏2泊3日のスケジュールで計画
「中辺路ルート」である
滝尻王子から熊野本宮大社までの
全長 38,5km を完歩することにした
世界遺産に登録されている熊野古道の中でも
「中辺路ルート」は人気があり
熊野古道のゴールデンルートとも呼ばれている
「中辺路ルート」は
熊野三山の聖域のはじまりとされていた「滝尻王子」から
熊野本宮大社の神域の入口とされる「発心門王子」まで
古代から中世にかけて上皇・女院や庶民にいたるまで
多くの人々が「中辺路」を歩いた
次回、「熊野古道を歩く 02 中辺路編1」へと続く
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