亀岡市郊外にある
「穴太寺(あなおじ)」
西国三十三所第21番札所
この「穴太寺」には
「身代わり観音」の伝説がある
「今昔物語集」によると
丹波国桑田郡の郡司(役人)をしていた男が
都の仏師に聖観音像を造りを依頼した
仏師には褒美として
自分の大切にしていた名馬を与えたが
与えた名馬が惜しくなった男は
馬に乗って帰る仏師を途中で待ち伏せて射殺した
男は屋敷に馬を連れ戻し
屋敷の中でじっくりと仏師が作った聖観音像を見る事にした
すると
聖観音像の胸に
先ほど仏師を射た白羽の矢が刺さっている
唖然としているうちに
今連れ戻った馬も見えなくなる
男は
都の仏師の家を訪ねると
そこには無事な仏師と芦毛の馬がいた
その後
男は前非を悔み出家
仏門に入りお堂を建て
聖観音像を安置した
その場所が
ここ「穴太寺」
本尊である聖観音像は秘仏とし
33年に1度だけ開扉される
聖観音像の胸には当時の傷跡が今も残っている
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Category: 心霊スポット・怖い話・不思議な話, 神社仏閣