千本鞍馬口近くには
「千本ゑんま堂」の通称で知られている
「引接寺(いんじょうじ)」が在る
この場所は
かつての京都の3大墓地の一つ
蓮台野(れんだいの)の入り口
蓮台野という場所は
風葬を行っていた場所
(風葬:遺体を雨風にさらし葬る)
その蓮台野に続く道が
千本通(せんぼんどうり)
千本通りは平安京の朱雀大路を起源とし
南は羅城門から始まり
北には船岡山(ふなおかやま)が正面に来るように造られた
その船岡山の西のふもとにあったのが蓮台野
千本通りは夜ごと死者を運ぶ道であった
それゆえ
道の両脇には数えきれないほどの
卒塔婆(死者を弔う木札)が立てられた
その数およそ千本
その後この通りは
千本通りと呼ばれるようになる
この界隈の地名を確認すると
船岡山の南西には「閻魔前町(えんままえちょう)」
地獄の入口で死者を待つ閻魔様が住む町
船岡山の西側の地名は「紫野(むらさきの)」
紫は死者が流す血の色を意味し
血だらけの野原という意味
そして「千本ゑんま堂」
本堂には本尊の閻魔様が睨みを利かしている
そうそう、
この辺りで嘘をつく事は御法度です
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Category: 心霊スポット・怖い話・不思議な話, 神社仏閣