京都につながる街道で
代表的な出入口を総称として京の七口(きょうのななくち)と呼びます
その中の一つ
鷹峯(たかがみね)にある長坂口(ながさかぐち)に
源光庵(げんこうあん)はあります
ここには有名な窓があります
「悟りの窓」と「迷いの窓」
四角い形の窓は「迷いの窓」
「人間の生涯」を4つの角で象徴
「迷い」とは「釈迦の四苦」のことで
この窓が生老病死の四苦八苦を表現
丸い形の窓は「悟りの窓」
「禅と円通」の心が表されており
自然の姿、清らか、偏見のない姿
つまり悟りの境地を開くことができ
丸い形(円)は大宇宙を表現
「迷いの窓」
まずは「迷いの窓」で
自分の姿を見て(自問自答し)
自我を見つめます
「悟りの窓」
次に「悟りの窓」で
純粋な自分の姿に変わる事が出来るそうです
源光庵で
もうひとつの有名なもの
血天井
京都・伏見桃山城の遺構で
徳川家康の忠臣で鳥居彦右衛門元忠の一党が
石田三成の軍勢と交戦し
生き残ったおよそ380人全員が自刃した
流れた血痕が残された床板は
源光庵に奉納され
一党の魂の供養が行われたあと
天井板となった
今も天井板には血で染まった足跡が確認できる
有名な「窓」や「天井」以外にも
見どころはあります
物思いに耽るには格好な縁側
丹青な庭
交通の便は良いとは言えませんが
その分人は少なく
ぼーっと時間を過ごすにはイイと思います
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Category: 心霊スポット・怖い話・不思議な話, 神社仏閣