宮本武蔵が修行した場所として有名な
「狸谷山不動院」で「火渡り祭」が行われました
「火渡り祭」とは
無病息災を祈願する祭で
護摩焚き後の残り火の上を素足で渡るというもの
本堂に続く
250段の長い石段を登りきると
結界が張られています
結界の中心には
杉の葉で囲まれた護摩檀が設置
本堂での法要の後
山伏が法螺貝を吹きながら
護摩檀がある広場にやってきます
山伏が東西南北と護摩檀の方角に矢を放ち
斧によるお祓いを行ったのち祭文が読み上げ
そして点火となります
立ち昇る煙で、火の神様へお供え物を献上し
煩悩を表す薪木を燃やす事で煩悩を捨てさる
熱風がすさまじく
辺り一面は火に照らされます
巨大な火によって浮かび上がる本堂
火の揺らめきは生き物のように舞い
大きく伸びた影が神秘的な光景を造り出す
護摩焚きが終わると
火渡りの始まり
火が完全に消えていない状態のなか
その中心を裸足で人が通ります
火の道を渡る事により
身を清め、厄を除くことができます
さっきまで火の海であった地面です
緊張します
足元にある塩を
指の間にこすりつけ
Let’s Go
5m弱の道を通り抜け
厄を除き
新しい自分に生まれ変わる事ができました
それにしても
京都の夏は忙しいです
いつも応援有難うございます!
お手数をお掛けします。 m(_ _)m
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