美人画で名を馳せた二人
大正ロマンを代表する竹久夢二と
昭和を代表する東郷青児
両巨頭が描く
メランコリックな表情の女性は
多くのファンを虜にする
かくいう私もその一人であります
二年坂に在る事は以前紹介しましたが
東郷青児に関しては
足繁く通った場所が京都に在ります
「喫茶ソワレ」
四条河原町近くの
昭和23年創業の小さな喫茶店です
ちなみに青児が好んでいた席は
1階の奥だったようです
先代は東郷青児のコレクターであり
店内には青児の作品が散りばめられ
ちょっとしたミュージアム
「ソワレ」とはフランス語で「夜の時間」
店内は幻想的な青い空間となっています
そんなお店の看板メニューが
「ゼリーポンチ」
「ゼリーヨーグルト」
お店の雰囲気にぴったりの商品
青児の柔らかな線で描かれる美人画を見ながら
時を過ごす贅沢
オススメです
帰りには
ソワレのオリジナルグッズを買い
気分揚々と引きあげました
最後に夢二と青児には逸話があります
大正3(1914)年ごろのこと
東京・呉服橋に開かれた夢二の絵双紙屋に
仕事の手伝いで青児が出入りをしていた
夢二の細君であるたまきに気に入られた青児は
夢二の絵の写しなどをしているうちに
男女の関係になってしまう
それが夢二にバレてしまい
ある日、情事の最中に
野球のバットを手に持った夢二が現われ
青児は裸のまま服を抱えて逃げ出した
というもの
この二人
美人画の画家として有名ですが
女性スキャンダルの多さでも有名でした
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Category: 甘味・スイーツ・菓子